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コラム

5月の家計管理ガイド:GW・母の日・税金支払いをスマートに乗り切るコツ

カテゴリ: 初めてのFP相談 公開日:2025年05月03日(土)
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月1回の振り返りで現実と計画のズレをすぐ修正でき、家計の健全性を保ちながら目標達成が可能です。 hajimete 15b

 

5月はGWや母の日、税金・社会保険料の支払いがいっぺんにやってくるお財布ピンチ月。

 

でも大丈夫!旅行やプレゼントをお得に楽しむワザ、自動車税をスムーズに払う方法、手取りをもとにした予算の組み直し、夫婦での家計シェア術など、サラリーマンや共働き世帯が安心して5月を乗り切るヒントをわかりやすくまとめました。

 

 

GW・母の日 大型イベント支出の対策

大型連休や母の日は、予算オーバーしやすい時期です。計画を立てずに出かけると、後から請求額にヒヤリとすることも。事前に工夫してムダを減らし、賢く楽しみましょう。

旅行費用は賢く比較・活用

  • 交通費・宿泊費は直前割やキャンセル直前プラン、直前セールをこまめにチェックしてお得に予約
  • 日帰りプランや近場ドライブで交通費・宿泊費を大幅にカットし、移動時間も短縮

 

直前割やキャンセル直前プランを利用すると、大手旅行サイトや自治体の直販セールで数千円~数万円の節約が可能です。日帰りや近隣ドライブなら、宿泊費・交通費を抑えつつ、移動時間も短縮できるので、家族の負担も軽減できます。

行楽時の食費を徹底節約

  • お弁当持参や携帯できる簡易調理グッズで外食費を削減
  • 食材をまとめ買いして現地でBBQやピクニックを楽しむ
  • 小分けスナックやおにぎり、フルーツなど手作り軽食で細かい支出もカット

 

手作りランチやまとめ買い食材を活用すれば、外食費を半額以下に抑えつつ、アウトドアの楽しさもキープできます。少しの準備で気軽にコストダウンできるのが魅力です。

母の日ギフトは「体験型」「手作り」で思い出重視

  • 外食ギフト券+手書きメッセージで特別感を演出
  • 手作りスイーツやフラワーアレンジメントでオリジナル性アップ
  • オンライン体験ギフト(料理教室やワークショップ)でユニークな贈り物

 

体験型や手作りギフトなら、一般的なプレゼントよりも予算を抑えつつ、心に残るサプライズを演出できます。思い出重視でコスパも抜群です。

 

ふたりで「どこまで何を楽しむか」を事前にしっかり話し合っておくと、当日の慌ただしさが抑えられ、心に余裕が生まれます。予算も明確になり、お財布にも安心感が広がります。

 

 

自動車税(軽自動車税)納付

5月末~6月初旬が納付期間です。納期限を過ぎると延滞金が発生するので、なるべく早めに手続きを済ませましょう。サラリーマンや共働き世帯では、平日の帰宅後や週末にわざわざ窓口へ行くのは大変。スマホやパソコンを活用して、自宅でサクッと支払うのがおすすめです。

支払い方法のバリエーション

  • Pay-easy(ペイジー)
    → ネットバンキング、ATM、スマホアプリで「収納機関番号」と「納付番号」を入力するだけ。24時間いつでも対応可能です。
  • QR/バーコード決済
    → PayPay、LINE Pay、楽天ペイなど、自治体対応のバーコードをスマホで読み取って即時決済。ポイント還元も狙えます。
  • クレジットカード納付
    → ポイントやマイルが貯まる反面、数百円程度の手数料がかかる場合があります。分割払いやリボ設定も可能で、支払いを平準化できるメリットはありますが手数料に注意が必要です。
  • コンビニ・役場窓口払い
    → 納付書を持参すれば手数料なし。ただし営業時間やレジ待ちが発生する点に注意。

維持コストの見直しポイント

  • 利用頻度の低いクルマは、一時使用停止(車庫証明休止)や売却を検討し、税負担を削減
  • 近距離移動は公共交通機関やカーシェアを活用して燃料代・維持費を抑制
  • エコドライブで燃費向上、定期点検で故障・修理コストを軽減
  • 自動車保険の補償内容を見直し、不要な特約を外すことで保険料を最適化
  • 車検やタイヤ交換などの大きな出費は、毎月少額ずつ積立口座で準備

 

共働き世帯なら、クルマ利用の「予約・管理担当」と「税金納付担当」を決めて、情報(納付番号や領収書)を共有すると、手続き漏れや慌てることがなくなります。

 

 

給与天引き額の変更に注意

住民税

サラリーマンの場合、住民税は原則として「特別徴収」となり、6月から翌年5月までの12回に分けて給与から自動的に差し引かれます。5月頃に会社を通じて「特別徴収税額決定・変更通知書」が配布されるはずですので、まずはこの通知書で年間の納付総額と月々の控除額を確認しましょう。住民税額が変わるのは翌月の6月からですが、手取りにどのくらい影響があるのかを確認した上で、予算の見直しをすると良いでしょう。

健康保険・厚生年金保険料

健康保険・厚生年金料は、原則として毎月の給与明細で確認できます。保険料率の改定が年度替わり(4月)に行われる場合、5月支給分の給与から新料率が適用されます。給与明細の「健康保険料」「厚生年金保険料」欄を、前年同月や前月と比較して控除額の増減がないかチェックしましょう。

 

なお、4月に昇進や昇給などで給料がアップした場合は、給料が増えた分、保険料も上がりますが、4月、5月、6月の給料を参考に再計算されて9月から適用、実際の給料に反映されるのはその翌月からなので、10月に変わります。大幅に給料がアップしたりダウンしたりした場合は、保険料の改定時期は変わります。

 

会社から届く「変更通知書」や給与明細の控除額を夫婦で必ず確認し、6月以降に変わる手取りを想定して家計簿や貯蓄額を早めに見直しましょう。通知書は複数年分保管し、いつでも見返せる状態にしておくと安心です。

 

 

5月は予算のリセット月:予算配分と共働き管理のコツ

5月になると、住民税の特別徴収額や健康保険・厚生年金料の新料率が反映された手取り額が概ね確定します。そのため、「○月の手取り+各種天引き額」が把握できる絶好のタイミング。

 

これを機に、家計簿や予算表を見直して実収入に合わせた支出配分を再設定すると、ムダ予算を減らし、より現実的な貯蓄計画を立てやすくなります。毎月の家計管理をより正確に進めるために、5月は予算のリセット月として活用しましょう。

月初めミーティングを設定

  • カレンダー共有ツールやチャットアプリを使い、5月の納付期限や行事ごとの予算を月初に一緒に確認
  • 実際の手取り額をベースに、食費や日用品費など変動費の上限を再設定

 

月初に夫婦で情報をすり合わせることで、納付漏れや予算オーバーを防ぎ、安心して1ヶ月をスタートできます。

固定費口座を共通化

  • 税金や保険料、通信費などの固定費専用口座をあらかじめ用意し、給与振込口座から自動振替設定
  • 口座残高を月初に確認し、手取り変動に合わせて振替額を微調整

 

専用口座で固定費を一元管理すると残高管理がラクになり、振替忘れや延滞リスクを大幅に減らせます。

イベント用積立を毎月実行

  • ゴールデンウィークや母の日のために、毎月1万円など少額を自動で専用口座へ移す積立設定
  • 手取りが増減した場合は、積立額も比例して増減させ、無理のない範囲で継続

 

少額をコツコツ積み立てることで急な出費に慌てず対応でき、イベントを心から楽しめる余裕が生まれます。

支出実績を月1回チェック

  • 家計簿アプリやエクセルで先月の支出実績を分析し、実際の手取りとの乖離を把握
  • 予定との差異を洗い出し、翌月予算を柔軟に増減調整することで、計画倒れを防止

 

月1回の振り返りで現実と計画のズレをすぐ修正でき、家計の健全性を保ちながら目標達成が可能です。

 

夫婦で『家計を一緒に動かす』という意識を持つことが、5月の大型出費をスムーズに乗り切る鍵です。この記事のポイントに沿って出費計画と納付スケジュールをきちんと準備し、手取り額をベースに予算を二人で見直せば、支払いのストレスは大幅に軽減。家族との大切な時間を心から楽しみながら、安心感とゆとりを持って夏を迎えましょう!

 

 

 

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