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コラム

【第1回】介護は誰にでも起こる身近なリスク!~介護をとりまく現状~

カテゴリ: 介護に困らないために 公開日:2019年02月21日(木)

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はじめに

介護というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?今、ご両親の介護に直面している方、将来、ご自分や配偶者の介護について不安をお持ちの方、まだ先のことだけれど、一人っ子なので親の介護が心配、という方など、いろいろな立場の方がいらっしゃると思います。

 

このシリーズでは、介護をとりまく現状や介護保険の仕組み、介護にかかる費用や準備の方法・考え方などをお伝えいたします。今回は、第1回目として、介護をとりまく現状についてご紹介します。

 

少子高齢社会

現在、日本人の平均寿命は、男性が約81歳、女性が約87歳と、世界に類を見ない長寿国となりました。ご夫婦揃って90歳以上、という方も少なくありません。長生きできることは喜ばしいことなのですが、その一方で出生率の低下により、15歳以上の労働者人口が減少傾向にある、ということが社会問題となっています。

 

例えば、人口に占める高齢者(65歳以上)の割合は、2005年は約20%でしたが、2030年には約32%、2065年には約50%と、急激に増えることが予想されています。少ない人数で高齢者にかかる費用を支えなくてはならないので、年金や医療、介護といった社会保障制度全体を見直す必要も出てきています。

 

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介護が必要となる確率とそのきっかけは?

高齢になると、介護が必要(要介護)となる確率も高くなります。生命保険文化センターの試算によると、要介護状態になる人は60代ではまだあまり多くいませんが、70~74歳になると6.2%、75~79歳は13.8%と少しずつ増え始めます。80歳を過ぎると27.8%と3割近くなり、85歳以降は56.9%と半数以上の人が介護を要する状態となっています。

 

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 要介護状態になる原因は様々ですが、年を取るにつれて徐々に寝たきりになるというよりも、「脳血管疾患」(脳梗塞など)で突然倒れてしまう人が23.3%、と最も多くなっています。また、徐々に進行するものでも、「認知症」のように体を動かすことができるのに介護が必要、というケースが14%います。この他、ある日突然、ケガや事故などで要介護状態になってしまう人もいます。

 

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介護をしてくれる人は誰?

介護を必要とする人に対して、介護をしてくれる人は、どのような人なのでしょうか? 現在、介護を担っている人は、50代が最も多く、女性が約30%、男性は約25%となっています。50代の男性は、管理職などで仕事が忙しい人も多く、介護に従事することはかなり大変だと思います。

 

50代の女性の場合、専業主婦の人も多いため、介護を担う割合が多いのかもしれません。60代・70代になると男女の差はあまりなく23%前後ですが、80代になると男性が介護をする割合が多くなっています。介護をする人自身が70代以上、いわゆる老老介護の状態にある家庭も、かなり多いということが伺えます。

 

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ところで、これまでは介護というと、配偶者(妻)や同居のお嫁さん(息子の配偶者)、息子や娘などが担うことが多かったと思います。けれども、これからはどうでしょうか。介護を要する人自身が独身だったり、お子さんがいないという場合もあります。

 

また、妻が先に要介護状態になってしまったという人や、子供がいても子供自身が独身であるとか、共働き夫婦のためお嫁さんに介護を頼むことは難しいなど、さまざまな状況の人が増えています。もしも、あなたや身内の人が、突然要介護状態になってしまったら、どうしますか?

 

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介護は情報収集がカギ!

介護は、自分や家族だけで乗り切ることはできません。自分たちで抱え込まずに、チームを組むことが大切です。どのような支援サービスを受けられるのか、専門職はどのような人がいるのか、など支えてくれる人には、どんなことができるのか、かかる時間や費用はどれくらいなのか、情報を集めて整理をし、ケアプランをライフプランやマネープランと一緒に考えていくことが大切です。

 

LFCでは、介護される側、介護する側の両方の視点で、ライフプランとマネープランを考えながら、介護を含めた安心したセカンドライフづくりのお手伝いと、その計画を実行するお手伝いをしています。

 

【参考:LFCのセカンドライフ相談

 

※本コラムは、警視庁機関紙「自警」(2011年4月号)に寄稿したものに一部加筆・修正したものです。

 

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